明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

悲しさ草

何と無くだから

何と無く過ぎるのだろうと高を括っていた

先など無いのだから

笑うことだけが美しく咲く術だった

 

何も変わらないと何と無く

誰も傷つかないと知らない振りをしていた

 

風が吹けば

吹き飛んてしまうだけの2人

 

ただ残されたのは

花を散らした悲しさ草

押しつぶされそうなら

もしも君が何かに押しつぶされそうならば

僕も一緒。

 

余程までの幸運と

稀にある非常識に恵まれなければ

きっとこの先に待つのは最後だろう。

 

最後にたどり着く道のりを

今はゆっくりと歩いている。

吐きそうな不安や泣き腫らした目を開き

 

時折、スピードを上げて

最後に向かう。

 

平凡な日々を乞いながら。

自業自得デイズ

何もうまくいかないと

世界や人のせいにしてしまうだろ。

 

どうしようもなくなった時

ふと、神様に頼んだりするだろ。

縋る藁さえないのにさ。

 

「嫌なことばかり起きる。」

 

なんて全て自分のせい。

神様お願いします。

 

なんて俺が神様でも聞けないよ。

自業自得の日々を

繰り返す。

 

ループする因果応報。

背くは見えざるとはまた異なるわけで。

目をつむり

深呼吸する。

動悸は早く、不摂生や衰えを覚える。

 

いつか仲間と話した未来は

青い色で潰された。

現実にもがきながら、いつまでも

あの頃のように

いつかなし得る時がくるのだと

浅はかな夢を、抱き寝る。

 

繰り返す絶望の朝と

根拠のない思い描く未来。

 

明日は近い。

まだ俺にはどちらの準備もできていない。

月も満ち欠けるが如く

喉まできてる

解放されることのない汚い言葉達。

場を離れれば、解消されぬままなれど

発せられる悲しき思い。

 

何処まで行こうとも

時代が変わろうとも

僕らは飲み込んで来た。

 

まだだ。

 

吐き出すと気は今でない。

時は近い。

 

月も満ち欠けるが如く。

差さない光

導かれるように

歩いてきた道でもない。

 

成り行きで来たような 

人とは違うことを探して、なんて名目の上に

楽な方、楽な方へと

流れてきただけ。

 

つまらない人生ではないけれど

思い描いたそれとは

まるで違う。

 

大切なものはいくつか

育んだけれど

 

差さない光を待ち続けて

 

いつまで空を見上げるつもりだろうか。

つきあたり。

 

とどのつまり

手も足も出ない。

 

四面楚歌。

 

でも期待する

何かが起こって

何かが俺を救ってくれるって

 

何かってなんだよ。

 

何かなんてない。

壁があるだけ。

 

高い壁ではない

崩すことだってできるだろう。

 

ハンマーを探せ。

生きてきた道を辿り、ハンマーを探せ。

 

道はない。

壁に向かうだけ。