明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

見えないロード

道は見えない ただ暗闇に躊躇したり 勇み足したり 踏み違い道を失いながら 道なりのような人生を行く 正解も間違いも 同じような顔して ただもっともらしい道を成す 誰かに助けを求めたり 師に言葉を授かっても 結果は自分で作るしかない どう足掻いても 未…

不透明度

中間に漂う気泡のような 曖昧な不透明度で 進行している 灯る火は あとどれだけ燃え続けるのか ふっと明日、いやこの瞬間に 極弱い風に吹かれて消えるやもしれない か細い灯火 誰しもが 希望と期待を日々抱き明日を待つ 透かし見れば 安いっぽくみえる明日で…

蓄積り逝くモノ

兎に角イラつく 突き抜ける価値もなく 無駄にする意味もない 意図はあるが 価値はない 若気の至りもなく 過ぎゆく日々に憤るばかり 抜け落ちたがさつきに イラつくばかりの自分自身 明日も明後日も何も変わらない 昨日だって一昨日だって 同じだったろう? …

grid the line

道を照らせ 道を刻め 進むべき道を 頼むから 教えてくれ。 線引きなどいらない 明確な白黒もつけなくてよい ただ 僕らが進むべき道をを ただ 照らせ。

或る夜に。

見限られた野良猫が、虚しく爪を研ぐ。 反抗かう機会などあれど 見せぬままのか弱い爪を。 過ぎさることで、乗り切ろうとする度に 積もるばかりの苛立ちと憂鬱に いつか鉢合わせるのもわかりつつ 今はまだその時ではないと 繰り返す言葉に魂などない。 或る…