明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

悲しさ草

何と無くだから

何と無く過ぎるのだろうと高を括っていた

先など無いのだから

笑うことだけが美しく咲く術だった

 

何も変わらないと何と無く

誰も傷つかないと知らない振りをしていた

 

風が吹けば

吹き飛んてしまうだけの2人

 

ただ残されたのは

花を散らした悲しさ草