明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

限りあるもの

いつか絶える

いつか尽きる

 

明日か

1年後か

10年後か

 

誰にもわからない。

 

ただ

納得したかのような顔で

のしかかる不安を誤魔化すために

盲目に生きる。

 

明日はそこにあり

先を切り拓くこともできる。

 

それでも視界が悪いのは

衰えだけのせいじゃない。

 

限りある火が

あとどれくらい燃え続けてくれるのか

明日も怯えながら生きるんだ。