明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

背くは見えざるとはまた異なるわけで。

目をつむり

深呼吸する。

動悸は早く、不摂生や衰えを覚える。

 

いつか仲間と話した未来は

青い色で潰された。

現実にもがきながら、いつまでも

あの頃のように

いつかなし得る時がくるのだと

浅はかな夢を、抱き寝る。

 

繰り返す絶望の朝と

根拠のない思い描く未来。

 

明日は近い。

まだ俺にはどちらの準備もできていない。