明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

2017-02-01から1日間の記事一覧

或る夜に。

見限られた野良猫が、虚しく爪を研ぐ。 反抗かう機会などあれど 見せぬままのか弱い爪を。 過ぎさることで、乗り切ろうとする度に 積もるばかりの苛立ちと憂鬱に いつか鉢合わせるのもわかりつつ 今はまだその時ではないと 繰り返す言葉に魂などない。 或る…