2018-08-02 わからないまま 何もわからないまま 目に入らぬように進む。 手をかざし 悪いことから目をそらし 嘘ばかりの前向きさで固めた 脆い鎧を纏う。 明日になっても 変わらない 朝が来たって 何も改善しない 爆発的な幸運が訪れたとしても 先は見えている。 見えている先に怯えながら 逃げるなら このまま嘯いていけばいい。 いつからか いつだって 誰とも交れなくなり いつからか いつだって 心から笑えなくなった 不安に渦巻いた心に巣食う どうしようもない闇 いっそ終わってしまえば良いと いつも 思っているから 先が見えないんだ。 わからないまま消えるだけ。