明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

ラストデイ

必ず来る最後の日に

ぼんやりと窓の外を見ていた。

同じ速度で、外から僕を見ている人がいる。

光のようで

闇のようで

 

今となっては

どちらにせよ、同じこと。

 

僕を信じる人達に

詫びる事さえ儘ならぬ、真っ逆さまな

真っ最中。

 

漫画やドラマなら

きっと次回予告が入るような

そんなタイミングで

 

奇跡が起きるのを

多分僕は待っている。

明日なんて、今日に判を押したような顔でやってくるのに。

 

救われないラストデイ。