明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

頼りない盾がある。

誰を守れる?

自分さえ守れない人が持つ盾に

何を期待しろというのか。

 

言葉に傷つき

言葉で傷つける。

 

誰かを憎み、殺めるまでの憎悪を

心に感じても

その先には歩めない

 

盾はそこで強くなり

自分を殺める。

 

どうにもならないことばかりで

どうにもしない。

盾に身を隠し、偽りながら生きていく。

 

仕方ないと

誰かを憎みながら

陰口を刻みながら

生きていく。

 

いっそ盾で殴り倒したい気持ちばかり。