明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

不透明度

中間に漂う気泡のような

曖昧な不透明度で

進行している

 

灯る火は

あとどれだけ燃え続けるのか

ふっと明日、いやこの瞬間に

極弱い風に吹かれて消えるやもしれない

か細い灯火

 

誰しもが

希望と期待を日々抱き明日を待つ

透かし見れば 

安いっぽくみえる明日でさえ

180度変わって見える何か

 

それを待っている

 

それを探してる

 

明日の中に

未来の中に