明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

千切れた果てに

まだ浅い夜

慣れない間合いに戸惑う今日と明日の狭間

5日前には予測できない今日を

千切れた紙に書き残す

 

やうに黒い幕につつまれて

また四角い鉄の塊はゆっくりと軋みを残し

周り出す

 

何処までも行ける筈もなく

それなりの代価を払って進む術のみ残し

周り出す

 

まだ浅い夜

 

聞きなれない音に

耳をそばだて行くよ

 

どうせ

明日だってやってくる