明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

終電+20m

何フレームかの違いなら

気持ち良い尺合わせで、話は終わる。

 

なんだか気まずいタイミングで

何万フレーム遅れてやってくる

 

なんだろう

この感じ。

 

長い休憩前だから、

なんとか騙されているかのような

なんとなく有耶無耶に。

なんとなく曖昧な。

 

どうせ今夜も

 

そう思えばそのままに

 

長い夜を越えながら

すぐくる朝に滑り込む。

 

また明日も

いくらかズレるフレームを

赦す夜。