明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

ゆらりと。

今日も四角い箱に揺られ。

 

なんとなく、やり過ごした今日が。

 

ゆらりと

 

明日に溶けこんでいく。

 

同じことばかり繰り返す。

 

呆れ顔の俺が、俯瞰で俺を見下ろしている。

 

ゆらりと

 

明日はきっとやってきて

 

また少しだけ期待する。

 

いつか訪れる筈の幸運に。

 

そんな俺を

 

俯瞰から呆れ顔で俺が見てる。