明日の手前少し前。

今日の終わりと明日への片道切符。吐き出される虚無感。

錆びつけば

心は飛び跳ねる。

心は滑り落ちる。

 

月曜から金曜まで、まるで囚人のように。

心は絡まる鎖に支配される。

 

明日の見える場所で

明日を拒否するがごとく震える闇に僕はただ流れては失うものを流し込む。

 

明日は、少しだけまともだど。

思えば明日はまるで桃の花の如く、時間(とき)を浄化する。

 

眠りは誘うクソみたいな明日を。

 

それでも僕らは毎日期待する。

この今日と、明日の狭間で。

 

錆びつけば絡まる日々を。