朽ちる木々が、あるように。 奏でるものなく。 弾ける弦に心踊る時代は過ぎ去り ただ重たく軋む、歯車を回し続ける。 吊るされた餌はとうに味気なく 地に転がる果実の芯みたい。 先などわからないまま 誰かが実を得る為に 明日も 明後日も ただ重たく軋む、…
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